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【ニュースネタ】内閣改造 政権発足以来最多13人初入閣へ


内閣改造 政権発足以来最多13人初入閣へ|日テレNEWS24

 

9/11付けの記事です。

安部総理が内閣改造を行ったそうです。

なぜ今だったのか…参院選があったから、その影響なのか?

 

今日は「内閣改造をやる意義」と「今回の顔ぶれ」について記事にしたいと思います。

 

 

内閣改造をやる意義

そもそも内閣改造って、何のためにやるのでしょうか?

その前に、内閣というものについて確認してみましょうか。

内閣とは、日本国憲法で定められた「行政権」を行使する機関です(条文が気になった方、65条にあります)。つまり内閣では、行政権を行使する活動が行われていることになります。

そして内閣のトップは内閣総理大臣ですから、総理大臣が「行政権の行使」する為に必要だと感じた時に、内閣改造が行われます。

 

…というのが、一応の建前です。

実際には、行政権うんぬん関係なく行われているのが現状でしょう。現に今回の改造にしたって、何か改造する上での喫緊の必要性があったとは思えません。

 

では、実際の総理大臣が何を考えて内閣改造を行っているのかについて調べてみますと、以下のサイトが非常にわかりやすく解説してくれていました。


ぶっちゃけ「内閣改造」はなんのため? — おときた 駿 – アゴラ

 

↑↑↑

コチラを読んで頂ければそれで十分ではありますが、一応ここでも書きますと

 

①内閣総理大臣の求心力を高めるため

②国民、メディアへの刷新アピールで支持率を回復するため

③党内で大臣ポストを回していくため

 

ということらしいです。

「ありそ~」と思える理由ばかりですね(^^;

今回の改造でいえば、狙いは明らかに「小泉進次郎氏の初入閣」の為でしょう。上でいうと③が一番近い気がします。

 

個人的注目大臣

さてここでは、ワタクシ“ごま"が超個人的に気になる大臣について触れさせていただきます。

 

  • 河井克行氏(法務大臣) 

法律畑出身者として、今後の司法制度・運営に一番近しく関わるであろう人として、名前を挙げさせて頂きました。

現状の安部内閣が、司法制度について今すぐに目だった改革を行うとは思えませんが、何かあった時に「法務大臣ってどんな人だったっけ…?」と思わない様に、人となりくらいは知っておきたいなぁと思います。

…それから、ネ?

皆さまお忘れかも知れませんが、日本で死刑を執行する時にはこの人のハンコが必要なんですよ。一時期、自らの心情に反するという理由で法務大臣に就きながら執行を一切しなかった法務大臣もおりましたけど、この人はどうなんでしょうね…??

 

  • 萩生田光一氏(文部科学大臣 教育再生担当)

8月31日の夜にハッシュタグで大騒ぎしました、学生の不登校やいじめ問題に一番近しい大臣ということで、文科省の大臣に注目してみました。

私のTwitterでプチバズが起きた際、文科省のザル方針に振り回される現場の声が私の所にも届きました。

現場の疲弊し、混乱している状況に対して文科省がどの様な対策を講じる用意があるのか

あるいはそもそも文科省としていじめや不登校問題にどう向き合っていくおつもりなのか

そのお考えに注目したいです。

 

  • 小泉進次郎氏(環境大臣 内閣府特命担当大臣)

初入閣する際の登竜門とされている(らしい)環境大臣のポストに、小泉進次郎さんが着くことになりました。東北での人気の高さや、かつての役職経験から「復興省」では?と思ったのですが、もっと大局的なルートでキャリアを歩ませようという狙いがあるのかな?と思う人事でした。

私はこの方の今後で気になるのは、ご結婚されてお子さんの誕生を控える中、実際に育休をとった時の世間の視線がどうなるか?についてです。

進次郎氏が旗振り役になって、育休ドンドン取ろうよ!という空気になるか(個人的にはそうなってほしい)

育休を取った瞬間に「他人にメーワクをかけるな!」というブーイングが勃発して“安部総理の任命責任ガー"とか“進次郎氏への不信任決議ガー"とか、そんなんになるのかな?

という懸念を、今からしております。

 

終わりに

以上、計3名について、名前を挙げさせて頂くと同時に、注目している理由を書いてきました。

…まぁ実は、上で紹介したサイトにもある通り、日本では大臣の平均在任期間は約10ヶ月くらいで、現実には優秀な官僚たちが国を回してるらしいですから

あまり大臣が誰だとかは大勢に影響はないのかも知れません。

一方で、これは民主党政権の時に思い知ったことなのですが、官僚と大臣が不仲だと色々と滞りが発生することになる様です。

従って新しく着任した大臣がどんな人かよりも、その人が元いた官僚たちと良好な関係をキチンと築けるかのほうが重要とも言えます。

 

まぁいずれにせよ、彼らが日本をより良い方向へ導いてくれることを願います。

 

今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。