元・寺嫁主婦のよもやまブログ

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ライオンズCS敗退について思うこと

どうも!寺嫁主婦のごまです。

今日は野球記事となっております。

今年のライオンズのCSでの戦いについて、思いの丈を叫んでいきたいと思います…!!(笑)

 

 

ライオンズ、今期ポストシーズン終了

昨日、クライマックスシリーズファイナルステージ第4戦が行われまして

3-9 で西武がソフトバンクに敗れました。

そして対戦成績1勝4敗で、2年連続のCS敗退という結果となりました。

 

…。

いや、、悔しいし悲しいです。

雪辱を誓ったはずが、実質ストレート負けですからね。

今回はこのCSについて思い切り語りたいと思います。

 

悪夢再来

今年のCSを一言で総括すると

「昨年のリプレイを見ている様」

これに尽きます。

 

先発が序盤で先制を許す。打線は鳴りを潜めて反撃できず。

昨年度は2試合目を拾っている分、今年のほうがボコボコにされたイメージすらあります。

 

そして何より、固定打線にこだわった采配。

なぜ短期決戦ならではの戦い方をしてくれなかったのか。

打線組み換えなどで流れを変える采配をなぜしてくれなかったのか。

 

…あの悔し涙は何だったのか。

 

今日の試合の最後の挨拶でブーイングが起きたという話でしたが

少しだけ(いやかなり)気持ちはわかります

(でもブーイングはダメよ☆)

 

なんでこうなった…?

私は辻監督のお考えが知りたくて、ニュース記事を漁りましたが

辻監督がホークスの工藤監督の大胆采配に脱帽したという記事を見つけました。

9/9初戦の前日に行われた会見で

「うちは奇策はできない。143試合戦ってきて、いい部分が後半出てきた。そういうところを期待します」

と言ったそうです。

 

私はポストシーズン中、ずっと固定打順の采配を問題視していましたが、辻監督はハナから小手先の戦術など取るつもりはなかった様です。

 

つまり辻監督は、ペナントでの勝ち方をポストシーズンでも再現できると思っていたことになります。そして選手たちに求めていたのも、正にその様な勝ち方だったのでしょう。

 

一年越しに知った、涙の真実

昨年度、辻監督が流した涙を見て私は

「固定打順という方針が否定されて、悔しかったのだろう」

と勝手に解釈していました。

それは私自身が、采配らしい采配を振るわなかった監督やベンチに対してじれったい想いを持っていたからです。

しかし今年の戦いかたを見て、あの時の悔しさとは何だったのか、と無気力な気持ちになりました。

なぜ去年やって通用しなかった戦いかたを今年も続けるのか… なぜ何も手を打たないのだろうか…

 

それは「ペナントレースの良いかたちをクライマックスでも発揮してほしい」という監督の方針があったが故だったのです。

そして去年の悔しさとは、CS中にその「良い形」を作ることができなかった悔しさだったのでした。

そこで今年こそは、ペナント中の「良い形」をCSでも出してくれると信じて、監督は選手を送り出したに違いありません。

 

しかし実際には、選手はポストシーズン独特の空気感に充てられたかのようにガチガチ。

いつも見ているのびのびとした野球からは程遠いパフォーマンスに終始しました。

監督の采配に、今年も選手は答えることができなかったのです。

 

辻監督は「やりたい野球」をやった

しかし、監督がハナから「奇策はやらない」と決めていたのであれば、慌てて奇策に走らせるのも、指揮を鈍らせるだけに終わったかもしれません。

それで結果が振るわなければ、逆に「あんな変な手を打たなければ…」とか「いつも通りの打順なら…」とか思ってしまっていたかもしれません。

 

監督はペナントレース終盤に追い上げた素晴らしいパフォーマンスが、CSで再現されると期待していた。それも一つの采配です。

「そんなのが采配なもんか!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、どんな風に野球をやるのか、それを決められるのが監督です。

辻監督はペナントレースの形を変えないで挑むと決めた。そしてそれを選手が実行できなかった。

そういうことなのです。

 

そしてライオンズファンである以上、辻監督の決断を受け入れ、その結果を飲み込まねばならないと思います。

今年の終盤に怒涛の追い上げを見せ、大逆転でリーグ二連覇に導いたのは他ならぬ辻監督であり、辻監督の采配あってのことだからです。

辻監督がやりたい様にやって出た結果ですから、それはもう涙を飲んで受け入れるしかありません。

 

来年の抱負

これは挙げだしたらキリがありません。

ピッチャーの育成、FAでの流出対策、若手や生え抜きの育成etc…

 

しかし仮に来年も3連覇ないしCS出場を目指すのであれば、短期決戦での勝ち方というのをペナントレースとは別に確立すべきでしょう。

もちろん全くの別物として組み直すのもいいでしょうが

辻監督風にやるのであれば、ペナントレースの良いところを瞬時に出せる術を持ったチーム作りが必要だと思います。

 

…少なくとも、もうあの「負けちゃう…負けちゃう…」みたいな悲壮感漂う表情を試合中に出さない野球をして欲しいです(切実

 

終わりに

リーグ優勝を達成した日には、まさかこんな結末が待っていようとは夢にも思いませんでした。

個人的にはペナントでの戦い方をCSでも、という方針には大反対です。

いつも通り、がなかなか出来ないのが短期決戦だと思います。

CSには独特の空気感がありますし、対戦チームをメタっていくというやり方でないと勝ち上がれないことは、選手監督とも、もう良く理解できたでしょう。

 

いつまでこんなやり方続けていくおつもりですか!?監督ぅ~!!(泣

 

という叫びを残して、今日は締めたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。