元・寺嫁主婦のよもやまブログ

元司法試験受験生、元寺嫁だったアラサー主婦の子育て&よもやま話をするブログ

寺嫁の嫁&姑問題

寺嫁には、きっとつきものの

 

嫁、姑問題。

 

よそはどうなんでしょう??

 

 

ウチの場合

とりあえず今はまだ別居中なので

目立ったトラブルは起きておりません。

 

一度だけ

私側からしたらとんでもなく理不尽な理由ですんごく怒られたことがありましたが

 

まぁ、その話はおいおい

というか、機会があったらブログにも書くかな?

ってな感じで。

 

 

今日の話は

私とお義母さんのことではなく

 

その一つ上

お義母さんとおばぁちゃんの話です。

 

 

ウチのお寺には、既に亡くなった先代の住職さんの奥さんでいらっしゃる

おばぁちゃんが、今もなおご健在です。

 

そして

お義母さんは結婚してからずっと、お寺で同居してたらしいです。

 

 

この二人

他人の私から見ても

すーんーごーく!

仲が悪いです。

 

 

話す時は常に喧嘩腰。

お義母さんのやったことはおばあちゃんが否定し

おばあちゃんのやることはお義母さんが否定する。

 

 

そして

お義母さんはなるべくおばあちゃんと関わらない様に接している。

 

私たちがテレビを見ていた部屋におばあちゃんも入ってくれば

お義母さんは、飲んでいたコーヒーを即行で飲み干し、ササっと部屋から出ていってしまう。

 

そんな感じです。

 

 

しかし、本日

二人の間でバトルが勃発したのです。

 

しかもそのきっかけが

どうやら私のことだったらしいのです…。

 

 

私は現在、妊娠7ヶ月目。

だいぶお腹が目だってきました。

 

一方で、お寺の仕事と思って

お茶出しは続けていたのです。

私としては

専業主婦として毎日、子供と旦那だけの相手してるよりも

週末だけでも、檀家さんと絡めるのならば有り難いと思って

何も言わずにお茶出しを続けておりました。

 

これが

おばあちゃんには気に入らなかった様です。

 

おばあちゃんから直接言われた訳ではありませんが

どうやらおばあちゃんは

お腹の出っ張った妊婦さんがお茶出しをすることを

 

「みっともない」

 

と思っている様なのです。

 

「今日も、ごまさんがお茶出しをするの?」

と訊かれ、

はいと答える度に

「ふ~ん」

と、気に入らない様な返事をされてました。

 

どのみち、9月になったらお義母さんと交代する約束だったので、8月まではなんとか続けたいと思っていたのですが

 

結果的に、この私のワガママが事を荒立ててしまった様でした。

 

お茶出しが終わって道具を引き上げてきた時に

お義母さんとおばぁちゃんの言い争う声が聞こえてきたのです。

 

「…さんは(聞き取れなかったけど、多分私の名前)お腹がおっきいのに…」

「おばあちゃんは口出ししないで!」

「そんなこと言ったって、普通なら…」

「普通普通って、それは全部おばあちゃんの考えでしょ!?みんなそれぞれ違う考え方を持ってるのよ!」

 

…久しぶりにお義母さんの荒立った声を聞きました。

 

とりあえず私が戻ったことでその場は一旦終息。

しかし、片付けの途中にお義母さんが部屋を出たタイミングで

おばあちゃんから

「9月からお茶出しは変わってもらいなさい。」

と言われました。

(いや最初からそのつもりでしたけど…)

 

 

私から見て、おばあちゃんは

少し支配欲が強い気がします。

支配欲、という表現が適切かはわかりませんが

なんというか、他人も含めて「こうあるべきだ」という意思が強いのですよ。

それが自分を律するだけで済むならいいのですが

そこは、どうやら自分と他人との境界線がおばあちゃんにはない様で

平気で口を出してきます。

これは余談ですが

元来の気質なのか、年のせいなのか

空気を読む、ということも下手な気がします。

 

こんなおばあちゃんと嫁姑の関係になったら

絶対に苦労する!

と思いました。

 

 

しかし一方で

この世の中には

「妊婦のお茶出し」ないし「妊婦が人前で働くこと」

「みっともない」

と考える価値観があるのかもしれない、

とも思いました。

 

ウチはなんだかんだ言って田舎寺。

東京から出てきた私には想像もつかないことも色々あります。

 

もしかしたら

今まで接してきた檀家さんの中に、私のお腹を見て

みっともない

と思ってた人がいたのかもわかりません。

 

そうだとしたら、私がお寺の為にと動いていたことが逆に迷惑をかけていたことになりはしないかと

少し、不安に思いました。

 

まぁ、想像の域を出ませんが

そうでないといいな、くらいに思っておきます。

 

ではまた(^-^)/