ことあるごとに思うのですが
一人っ子って、兄弟のいる家の子なら普通に経験することを意外と知らない、なんてことが多々あるなと思うのです。
この前我が家であったことなのですが
夕飯の支度をしていた際に、兄である息子が一人で遊んでいるのを妹が見ていたのですが、娘がいきなりケタケタ笑いだしたのです。
見ると息子は、落ちていたビニール袋を拾って上からフワフワ落とす遊びをしていたのですが
それが7ヶ月の娘にはツボったらしく
兄のやることを見てはキャッキャと声を出して笑っています。
お兄ちゃんもお兄ちゃんで
うけるとわかったらそれが嬉しいらしく
何度も繰り返して、妹が笑うと自分も笑う
ということをしておりました。
…いやぁ、とても微笑ましい光景だと思います。
兄妹で遊んで笑って、家には子供たちの笑い声が溢れていました。
…にも関わらず、ですよ。
母親である私は、なんとも言えない違和感を感じて、ムズムズそわそわ、落ち着かない気分になりました。
原因ははっきりしています。
夕方、夕食時の我が家。
こんな時間に、自宅で子供たちの笑い声を聞くなどということを、今の今まで経験したことがなかったのです。
一人っ子で育つと、自分以外は全員大人です。
自分が笑った時以外で、子供の笑い声を耳にすることはありません。
今回わが子たちの笑い声を聞いて、なんとなく、ここが自分の家という感じに思えませんでした。
他人の家に紛れ込んでしまった様な錯覚。
ほんの微々たるものでしたが、これもきっと一人っ子特有のものなのだろうな、と思いました。
一人っ子娘が母親になると色々と気づかされることがあります(^^;
ではまた(^-^)/