記録的な日照不足、小売業に影響じわり-衣料品販売など低迷 (Bloomberg)
日照不足で困るのは、野菜とかの生鮮食品系だけかと思っていましたが…
アパレル業界を中心とした小売業界にもダメージがある、というお話です。
なぜ天気が衣料品に影響?
記事によれば、その理由として
- 気温が上がらないことによって、夏物衣類の売れ行きが低迷するから
- 雨天時は客足が遠退き、売上そのものが落ちるから
だそうです。
言われて見れば、その通りだなという理由ばかり。
暑くなければ夏物服なんかは買いませんよね。
それに雨が降って客足が遠退くという理由も、なるほどなと思います。
この点について、記事でも言及がありましたが、お客さんは実店舗に出かける代わりに、ネットショッピングで買い物したのでは、という分析がなされています。
従ってネット通販も手掛けるような企業であれば、売上減の影響も少なかったのではないかと予想されています。
素人的な疑問
さてここで、「気温が上がらなかったから夏物が売れなかった」という点について。
気温が上がらないなら、春物が売れたのではないか?と素人は単純に思ってしまいます。
まぁ恐らくは在庫管理の問題で、対処が難しいという話なのでしょう。
これから夏に向けて「主力商品は夏服だ!」と意気込んで大量の夏服をストックしておいたのに
「気温が上がらなかったので夏服はまだ売れません~」
なんてことになっても、器用に対処できる訳ではない、ということでしょう。
それと、気温が上がらなかったから夏物が売れなかった、ならば
気温が上がったら夏服が売れるはずで、単純に売れる時期がずれただけでは?とも思いました。
しかしこれも、単純に期間がスライドするという話でもない訳で
秋の訪れが例年通りのタイミングできたならば、夏物の売れ出しが遅くなった分、スパン全体として見れば夏物の売りの時期が短くなってる訳で、抱えた在庫どーする!?みたいな話になるから、結局大変なままなんだろうなぁ…
最後に
気候変動があると影響を受ける職業に小売店業界がある、という発見のあった記事でした。
抱えた季節ものの在庫を上手くさばけるシステム作りができれば、安定消費にも繋がるのかな…とは思いつつ、良いアイデアが生まれればいいな
という感じで、今回はまとめたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
ではまた(^-^)/