ホリエモンの夢とハンバーガー載せたロケット、無念落下:朝日新聞デジタル
ホリエモンさんのロケット…
正確には、「インターステラテクノロジー株式会社」が制作したロケット
私の気持ちだけではずっと(地味に)応援してるだけに、宇宙に届かなかったのは残念でしたね。
しかし一方で、以前は打ち上げ早々に空中爆発して終わったこともあったので、そこからは本当に進歩したよね、と嬉しくもありました。
ホリエモン宇宙ロケットに力を注ぐワケ
以前堀江氏が語っていたのは、「日本は宇宙産業で世界一をとれる環境が揃っている」というお話。
その理由の要点をまとめると
- 北海道大樹町という立地は、ロケットを打ち上げるのに非常に適している
- 日本はロケットに必要な要素が全て国内で賄える環境にあり、アメリカの貿易規制(ITAR)の影響を受けずに、ロケットを飛ばし続けることができる
からなのだそう。
そんなにロケット飛ばしまくって、何か意味があるの?とも思われるかと思いますが、その点についても堀江氏には独自の考えがあります。
曰く
人工衛星を使ったビジネスをやろう、という動きが緩やかだが民間から現れ始めており、それを後押しするのが小型ロケットの打ち上げである。小型ロケットとはさしずめ宇宙のスーパーカブであり、宇宙ビジネスを行う上での荷物を手軽に運ぶ為の道具なのだ。手軽に荷物輸送が可能になれば、「ニュースペース」と呼ばれる宇宙ビジネスがどんどん活性化されて、日本産の小型ロケットもどんどん利用される様になる…
というビジョンだそうです。
詳しくは下の記事に書かれておりますので、ご本人の言葉を直接知りたいという方は是非読んでみてください。
ホリエモン独占告白「僕がロケット開発の先に見る夢」(三戸 政和) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
冷たい社会の視線
私は別の機会にこの堀江氏の構想を聞いて、先見の明があり現状分析に長けた素晴らしい構想だと思いました。
しかし、社会の視線は決して同じものを見ている様に思えないのです。
金持ちの道楽だとか素人の無謀な挑戦みたいに白々しく見られる原因は何だろう…と思っています。
実は、今回打ち上げた"momo4号機"の前に、"momo3号機"が打ち上げられ、これは宇宙に到達しているのです。しかしこの話が今回ほど大々的に報じられたという実感はありません(私の情報収集能力が劣っている、ということは否めませんが…)
堀江氏本人は、この話題になると繰り返し同じことを言っている様に思うのですが、それが大衆に伝わっている感じもしないのですよね…
単純にホリエモンのキャラが一定数から嫌われているせいなのか、はたまた「ニュースペース」あるいは「ブルーオーシャン」の様なものにお金をかける感覚が共感されないだけなのか…。
それとも、また全然別の視点からの批判が存在するのか…?
個人的にはあまり盛り上がりを見せていないことに寂しさも感じたりします。
終わりに
今日はホリエモンのロケット打ち上げのニュースを取り上げました。
繰り返しになりますが、私的には応援していきたい事業なので、今後もニュース等でその動向を見守っていきたいと思います。(実はロケットを制作しているのはインターステラテクノロジーという株式会社で、堀江氏は出資者として絡んでいる存在だということを今回のニュースで初めて知った、というのは内緒)
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ではまた(^-^)/