韓国も日本を優遇国から除外…日本側「半導体は台湾製でも」 (読売新聞)
少し更新が空いてしまいましたが、今日はこれにします。
…というか、最近のスマートニュースのトップ欄が、韓国と日本のいざこざの話ばかりで
正直どうまとめようか悩んでおりました。
特にこの記事にこだわって、と言うよりも、現状の日韓関係についてフォーカスしていきたいなと思います。
少し長くなってしまったので、目次をつけます。
ホワイト国解除とは
そもそも、今回問題となっているホワイト国の解除とは、どういったものなのでしょうか?
ネットで調べた限りでは、こちらのサイトが一番分かりやすく解説してくれていたと思います。
輸出管理におけるホワイト国とは? 一覧とその意味を理解しましょう! | HUNADE EPA/FTA/貿易ガイダンス
簡単にまとめてしまうと
ホワイト国から除外されると、キャッチオール規制の対象外とされる結果、輸出規制の対象品目が増える
ということの様です。
韓国にとって問題となりうるのが、電子部品や工作機械などの品目が管理強化の対象となることでしょうか。韓国の主要産業の重要部分で輸出規制強化されれば、韓国経済への大きな影響が予想されます。
ホワイト国除外に先だって行われた半導体3品目の韓国向け輸出規制強化策も、その流れに拍車をかけるかもしれません。
一体どうしてこんなことになってしまったのでしょうか…?
日韓双方の主張と国民の認識
韓国はこの日本の措置を、徴用工訴訟問題への報復措置だと認識している様です。
一方の日本は、あくまで「安全保障の観点からの必要な措置」としています。
これが公式見解ですが、一方の国民はどう思ってるでしょうか?
韓国国民は恐らく、政府見解と同じ意見でしょう。しかし日本国民はどうでしょうかね?
韓国政府と同じ様に「今までの横暴な振る舞いへの仕返しじゃー!ザマーミロ」とか思ってる人もいるんじゃないかな?と個人的には思います。それって日本の二枚舌を認める様なモノでは…と思えてなりません。
ここは日本人は、冷静にあらねばならない局面だと私は思います。
日韓に立ち塞がる溝
慰安婦問題、徴用工訴訟、レーダー照準トラブルetc…
日韓の間に立ち塞がる問題は沢山あります。
慰安婦問題と徴用工訴訟については、日本は1965年締結の(日韓基本条約における付随協定である)日韓請求権並びに経済協力協定において、完全かつ最終的に解決された、という立場をとっています。
しかし徴用工訴訟では個人による個別賠償が韓国の司法で認められ、また恐らくこの条約締結時には想定すらされていなかったであろう従軍慰安婦問題について賠償の必要性を改めて訴えたりという動きに、韓国は流れています。
個人的には、2015年の日韓合意による慰安婦らへの保障について、国連の強制的失踪委員会が「十分な保障とはいえない」として日本政府に遺憾の意を示した、というニュースが衝撃的でした。私はこの日韓合意でやっと怨恨の解決になると信じて疑わなかったので、当時は「第三者がそんなことを言えばまた拗れてしまうのではないか…」と危惧していました。
そしてそれが今、現実のものとなろうとしています。
日韓関係良好化の為に
ここからは、【超】個人的見解です(今までももちろんそうでしたが…(^^;))
私は今の日韓関係を打開する為には、まず双方が、「解決しよう!」と覚悟を決めることが必要不可欠だと思います。
根本的すぎて当たり前の話に聞こえますでしょうが、とても大事なことです。
まずは2国が同じ方向を向いて、足並みを揃えることが大事です。
全てはそこからです。
そして解決に当たっては、当事者の意見を十二分に、最大限聞くことが大事だと思います。
先の従軍慰安婦解決の為の財団設立、運用が失敗したのは、結局それが被害者ないし韓国国民の意向に添わなかったからだと思います。ここを無視すれば結局は失敗するのだということを、日本政府はより意識するべきでしょう。
また賠償についても、同じ第二次世界大戦の敗戦国であるドイツに倣ってもよいかも知れません。とにかく韓国国民の納得のいく解決策を両国で模索していく必要があると思います。そしてその際、日本国民は新たな資金面での負担を受け入れる覚悟が必要になると思います。あるいは、政府レベルでの誠意ある謝罪文等も必要になるかもしれません。
そして韓国国民には、どこかで線引きをせねばならないという覚悟を持って欲しいと思います。確かに金銭賠償には限界があります。亡くなった家族が還ってくる訳でも傷ついた心が癒される訳でもないかも知れません。しかしいつまでもそこに留まっている訳にもいかないでしょう。日本からの賠償も謝罪も、前を向いて進む為の材料だと思っていただきたいです。
そしてこれからも、両国間で建設的な関係を築いていって欲しいと願います。
私の対韓国観
私は個人的に、韓国という国が好きです。
韓国には一度だけ、韓流ブームに乗って母に連れていってもらいました。
当時の空気感もあったかも知れませんが、みんな優しくてとても親切だったのを覚えています。
そして男性はイケメンが多いし女性もみんなカワイイ!コスメが安いっ!
その旅行の中で、ツアーガイドをしてくださった現地スタッフの女性の方が仰っていたセリフが忘れられません。
「韓国と日本には、過去も現在も色々な問題があるけれども、距離が近い隣国というのは絶対に切っても切れない関係にあると思う。そんな両国ならば、悪いツナガリでいるよりも良いツナガリでいたほうが良いと、私は思います。」
全くその通りだと私も思いました。
日本と韓国が早く良いツナガリに戻れます様、切に願いつつ、本日のまとめとさせて頂きます。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた(^-^)/