韓国の見切りに日本「まさか」「困るのは…」 GSOMIA破棄 - 毎日新聞
8/22付けの記事です。
日韓の対立が、また一層深まりそうなニュースですね…
マクロな視点で見れば、日米韓の軍事的な連携が今後どうなるのか、という点も問題視されそうですし
ミクロに見れば、私たちの生活上の安全性はこれまで同様に維持されるのか?ということも気になります。
GSOMIA…って何?
まずは定番ですが、記事で言及されています“GSOMIA"ってなんぞや?という点から明らかにしていこうと思います。
記事によりますと、これは
国同士が防衛上の機密情報を提供し合う際に第三国への漏えいなどを防ぐために結ぶ協定
だそうです。
防衛において、情報が大事というのは素人でも容易に想像できます。
しかし、これだけ読むと「情報共有協定」というよりは「情報漏洩防止協定」に見えました。情報共有を積極的に促す様な協定ではないのでしょうか…?
また記事によると、この協定は2016年にアメリカからの強い働きかけによって締結の実現に至ったそうです。まだ締結後3年ほどと、思ってた以上に最近結ばれた協定だったことに驚きもありました。
情報漏洩防止協定の為にアメリカがこんなに頑張っているのもかなり謎ですが…(今回は深入りしませんが、アメリカのメリットって何なのでしょうかね?)
なぜ破棄に至ったのか?
韓国からは、日本のホワイト国除外措置に対する報復として行ったという発表がありました。まぁ今の日韓の関係性や流れから行くと、ごく自然な内容にも見えます。
…でもサ。
そんなことされて、日本がホワイト国除外措置の解除なんかしますかねぇ。
一応、日本はホワイト国除外の理由を「安全保障上の措置」としていますから、韓国がそれを覆したいのであれば、輸出規制に関する何らかの対応を取るべきだったでしょう。
それが例えポーズに過ぎずとも、日本に「ホラやったろうが!さっさと解除せい!」と言える訳ですし、それで手詰まりになるのは逆に日本のほうだったのでは?と思います。
にも関わらず、(正確には更新しないという)協定破棄の決断。
なぜこの様な決断に至ったのか…。私には、韓国に別の狙いがあったのではないか、と思えるのです。
ズブズブの素人が予想してみる
ここからは超!個人的な見解ですが…
これは北朝鮮対策の一環では?
という感想を持っています。
私は個人的に、日韓が揉めれば北朝鮮が韓国にすり寄ってくるのでは、とずっと思っていました。
一方の韓国側も、文在寅大統領の北朝鮮への思い入れの深さに乗って、南北統一への道をひた走るのでは、と予想していました。現に韓国側(というか大統領の発言)からは、北朝鮮と一緒になって国難を乗り越えよう!みたいなムードがあったと認識しています。
しかし北朝鮮は、2018年の南北首脳会談や今年6月の米朝首脳会談から一転、飛翔体の発射や韓米を避難する声明の発表など、対米韓への態度を硬化させています。
なぜでしょう?
私はこれを北朝鮮の「中ロ側へつく」という意思表示だと見ています。
日米韓の関係が、日韓関係の悪化により弱くなってきている。そんな状態でこの3ヵ国側の陣営に入っても何ら得策ではない。
そう、北朝鮮が独自に判断したか…
あるいは、周辺国のアドバイスがあったか…
とにかく、北朝鮮は再び米韓と距離を取りだしました。
そんな北朝鮮を、何とか南北統一への道に引きとどめたい。
北朝鮮を脅威と想定した協定への破棄には、そんな想いも込められているのではないか?
だからこそ、経済問題だったものがいきなり軍事的な領域に飛び火したのではないか?
と、一素人が邪推しているところであります。
終わりに
いかがだったでしょうか?
ちょっと予想が過ぎましたかね(^^;
私的には、外交関係は経済トラブルに留めて欲しいなと思っております。
日本にとって、アメリカも韓国も、北朝鮮も中国もロシアも、どこの国も脅威にならない様な世界
逆に日本がどこかの国の脅威にもならない世界
そんなのがいいんじゃないかな?
そんな平和が実現することを願ってやみません。
今回はここまで。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ではまた(^-^)/