店舗業務完全ペーパーレス化と窓口カウンターを廃止、来年6月から順次、あおぞら銀行 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
8/15の記事です。
働き方改革などで様々な業種の業務体系が見直されている中、銀行が行う今までにない新たな取り組みの1つとして注目してみました。
個人的には、ペーパーレス化というテーマが気になった記事でもあります。
あおぞら銀行、何がどう変わる
記事によると、あおぞら銀行が来年6月から順次
①業種のペーパーレス化
②窓口カウンターの廃止
を行うということだそうです。
これにより、店舗業務の効率化とコスト削減を図りつつ、個室対応に特化することで金融サービスなどのコンサルティングの質を高めよう、という狙いなのだそう。
銀行…と言えば、入ってすぐ見えるだだっ広い空間とそれを仕切るカウンターというイメージがありますが、それを全面的に一新しそうな計画だなと思いました。
ペーパーレス化のメリット、デメリット
私が特に気になったのは、この「ペーパーレス化」のワード。
スマホやタブレットなどの端末の普及により、今まで紙媒体でやり取りしていたものが印刷の必要が減ってきた、というのは個人的にも感じているところです。
これからドンドン、この様なペーパーレス化は進んでいくと思うので、そのメリットとデメリットをこの機会に確認しておきたいなと思います。
参考にしたのはコチラのサイト
↓↓↓
まずはメリットから
・印刷のコスト削減(資料の劣化もなし)
・資料が探しやすくなる
・いつでもどこでも、資料を閲覧できる
・セキュリティ対策ができる
・オフィスがキレイになり、環境にも優しい
コスト削減などはあおぞら銀行がペーパーレス化をする理由にも挙げられていましたね。
そのほかでも、バラバラと資料を広げたり別の資料を取りに行くなどの手間が省ける等のメリットがありそうです。
次にデメリットです
・重要な書類はデータ化できない場合がある
・画面の大きさによって見やすさが左右される
・メモの自由度が低い
・システム、ネットワークなどの影響を受ける
・ITに不馴れな人には使いづらい
銀行の場合、金融サービスのコンサルをやる様な場面では、その資料にメモしながら説明する等の状況が発生すると考えられます。その為には別途メモ用紙を準備するか、該当資料を改めて印刷したりするかも知れません。
もしそうなった場合、印刷によるコスト削減というメリットが幾分か低下する可能性もありそうです。
ITに不馴れなお客様(恐らく、高齢者に多いかな?)に「使いにくい…」と言われそうなのは、銀行に限らず予想されるお話ですね。
また、これは個人的に思うデメリットなのですが…
書類の電子化は、体系的理解がしにくい、という特徴があると思っています。
これは主に電子書籍を読んでいて私が感じることなのですが、同じ画面しか見ていないと今自分がどこを読んでいるのか、全体のどこらへんに居るのかがわからなくなる感じがするのです。
まぁ、銀行から渡される書類を体系的に理解する必要があるのか、という問題もありますが…
ペーパーレス化して「なんとなくわかりにくくなった」ということにならなければいいな、と思います。
終わりに
本日はここまでです。
先にも書きましたが、ペーパーレス化はきっとこれからの社会でドンドン進んで行くと思っています。
慣れてしまえばデメリットなんて些末なものに感じられるかも知れませんが、それまでにはきっと試行錯誤の時期があると思います。
あらかじめ予想できることは対策を立てて、できるだけスムーズに変化を受け入れていきたいなと思う次第です。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた(^-^)/