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【ニュースネタ】G7サミット「首脳宣言」採択見送り 1975年の開始以来初めて | NHKニュース


G7サミット「首脳宣言」採択見送り 1975年の開始以来初めて | NHKニュース

 

8/26付けの記事です。

速報で流れてきたので、きっと重要度が高いのだろう…

と思いつつ

「それの何が重要なの?」

という疑問が浮かんだので、それを調べる意味もこめてブログで取り上げようと思いました。

 

G7サミットとは

Wikipediaによると、そもそもG7とは、Group of Seven の略で、日本語では「主要(先進)国首脳会議」と訳されています。

ざっくり言うと、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7ヵ国の首相らが集まる会、といったところでしょうか。

 

次にサミットとは、もともと英語のsummit(頂上)のことで、そこから転じて各国のトップ会談をサミットと称する様になったそうです。

 

2013年まではロシアを含めてG8と呼ばれていたそうですが、2014年にクリミア半島編入問題でロシアの参加資格が停止されたそうで、現在の7ヵ国という形になったそうです。

 

何をしてるの?発足の経緯は?

これまたWikipediaからの引用ですが

国際的な経済、政治的課題について討議する会議

だそうです。

年に一回、定期的に集まる決まりなんだそう。

 

しかし、なぜこの様なメンツでこの様な定期集会が始まったのか…

それは冷戦時代に起きたオイルショックと、それに続く世界不況に対して、西側諸国が集まって経済対策を話し合ったことが起源とされています(ソースは全部Wikipedia)

その時に「毎年一回、このメンツで集まろうネッ!」と約束して、それが未だに続いている、ということの様です(スゲーなヲイ

 

一方、今では上記7ヵ国の世界への影響力低下などが原因で、サミット自体の形骸化、セレモニー化が指摘されているとのこと…

 

首脳宣言とは

では今回、G7発足以来初めて見送られたという「首脳宣言」とは一体なんなのでしょう。

 

…まぁ名前からして、集まったエラい人たちが一緒に出す共同声明文みたいな感じで、多分「皆さん仲良くやりましょー」とか「発展途上国の皆さん応援してますよー」とかそんな感じの内容なんじゃね?

 

と、予想してざっくりと調べてみたのですが…

 

全然出てこない!!

 

そもそものところの「どういったものか」「どんな風に作るのか」とか、そういった説明を載せたサイトに一切引っ掛からない!!

 

仕方ないので、過去のG7で出された声明文を読めないかと検索をかけると、あっけなく外務省のHPがヒットしました。

平成30年とあるので、昨年度のものと思われます。

↓↓↓

 


G7シャルルボワ首脳コミュニケ(仮訳) | 外務省

 

…うん。

だいたい、予想通りでいいかな?という感想です(雑)

 

なぜこんな大事に報じるのか

ここまで調べた私の感想は

「こんな文書の採択いかんが、速報で出すほどの一大事なのか…」

という感想でした。

G7について触れた項でも述べましたが、G7自体がセレモニー化してしまっている為、首脳宣言が採択されなかったことの影響などほとんど無いのでは、と思います。

 

しかしまぁ、あえて意義を見いだすとするならば、先進7ヵ国の協調性のバロメーターとしての役割があるのかな?といった所です。

 

これはウチで取っている地方新聞に書かれていた内容ですが、現在の世界経済の足を引っ張っているのは、明らかに米中間の貿易摩擦なんだそうな。

本当に世界経済をより良くする為の話し合いの場なら、その点について突っ込んだ議論をするべきところ、日本を始めとする残りのメンバーはアメリカに及び腰で、全く改善を促す動きが取れないのだそうな。

 

つまり世界経済は今しばらく、米中間の貿易摩擦に振り回されることになりそうだ、と。

そういう見立ての材料になりそうな話なんだな、と個人的には理解しています。

 

終わりに

本日はここまで。

一見して意味があるのか判然としない記事でも、裏の意味を探ることで別の視点を見つけることができるのではないか、と考えさせてくれるテーマでした。

 

(…と、キレイにまとめつつ、こういう自分の知識の浅いテーマは前提内容を確認するだけでヘロヘロになるヨ)

 

それでは!

最後までお付き合いくださりありがとうございました