米FRB、0.25%追加利下げ 米中摩擦のリスク重視:朝日新聞デジタル
9/18付けの記事です。
「アメリカの金利の話」らしい…という雰囲気は伝わりましたが、それ以上に
「FRB」「政策金利」「利下げ」だの、何だか呪文みたいな言葉ばかりが並んでいてやる気が削がれる興味を惹かれる内容だったので、記事にしたいと思いました。
FRBとは?利下げの狙いは?
まずはお決まりの内容確認から。
FRBとは、アメリカにおける中央銀行制度の意思決定機関だそうです。
日本でいうなら、日銀のようなポジションの様です。
ここで中央銀行とは、国や特定の地域の金融機構の中核となる機関であり、通貨の発行や金融政策の決定などを行います。
今回のFRBの決定により、アメリカにある銀行の金利が下げられた、というのが今回のニュースの肝になります。
では、金利というのはその上げ下げによってどの様な影響が出るのでしょうか?
ここで金利とは、貸金、預金に対する利率のことを言います。
金利が上がれば借金した場合の利息額が高くなり、同時に預けておいた預金の利息も高くなります。従ってお金は借りづらくなり、預金は預けられたままになる可能性が高くなります。結果、市場には貨幣が流通しづらくなります。
一方、金利が下がるとお金は借りやすくなり、預金は預けても利息によるメリットは少なくなります。結果、市場にお金が出回る可能性が高くなります。
つまり、過熱した景気を抑えたい時は金利を上げ、景気後退のおそれを回避したい時などは金利を下げるという対策が取られるということです。
今回のFRBの決定は、記事にもありましたが中国との貿易摩擦による景気後退への事前の策として行われた様です。
日本の景気は、利下げで回復するのか
はい、上の説明では一応、教科書通りと言いますか、セオリーに従って書いてみました。
しかし現在、不景気真っ只中で現実にマイナス金利までされている日本に住んでいると、利下げで景気回復を図る、ってなんか白々しく聞こえてきます(^^;
今回のアメリカの決定は、きっとそれで大丈夫なのでしょう。アメリカ国内は11年連続で景気拡大局面を迎えているそうで、懸念材料といえば中国との貿易摩擦くらいなものでしょうから、これくらいの処方箋が丁度いいのかもしれません。
翻って、日本はどうでしょう?
日本はバブル崩壊後の1990年代から低金利時代を迎え、2008年のリーマンショック以降では「質的、量的緩和政策」まで行って、日銀が持ってるお金をとにかく市場へ流せ流せとあの手この手で景気回復の為に動いている訳です。
にも関わらず、皆さま周知の様に景気が上向いているとは言いがたい現状…
私はここに日銀(含む中央銀行)による景気対策の限界があると思います。
経済活性化の為に必要なこと
さて、またしてとド素人の私が「下火の景気を回復させる」為に必要だと思うこと、を(好き勝手に)書かせていただきます。
それはズバリ「流動的に金を動かす」こと!
お金が流動的に動いている=経済活動が活発である=景気が良い
だと思うからです。
だとするならば、お金を市場に流すだけの日銀の働きかけでは不十分でしょう。
“十分なお金が手元に流れてきて、かつそのお金を躊躇なく手離せる"
景気の活性化「だけ」に着目するなら、これが理想の形だと思います。
ではそうなる為にはどうしたら良いでしょうか?
オリジナル打開策(案)
実はワタクシ、これを実現する為の具体案をずっと構想していました。
それは…
利用期限付きの現金をベーシックインカムとして国民全員に支給する
コレです。
不景気による雇用不安を打開する為に、ベーシックインカムによって安定した収入源を確保しつつ
必ず使い切ってもらう為に、使用期限を設ける
こうすればお金が一所に留まらず、ひたすら回り続ける仕組みになるのではないかと思っています。
「使用期限のあるお金」とは、クーポン券の様な「◯◯年◯月◯日」風の期限のことではなく、1ヶ所に留まる時期が限定的、ということです。動き続けることが重要なので、滞らせない為の期限にする為にはこうする必要があります。構想では、国が管理、運営する電子マネーの様なものを新たに創設すればイケるのでは、と思っています。
終わりに
さて。
今回もだいぶ好き勝手に書いてきてしまいました(^^;
話も元の記事内容からは随分と離れてしまった様な…
ちなみに、異論は受け付けます!!(笑)
経済学なんて高校の公民が最後というレベルの人間が自由気ままに書きなぐった構想なので、色々と穴もあるかと思います。
みんなで意見を出しあって、より良い社会を創れればいいなと思っております。
今回はここまで。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。