ご来訪ありがとうございます。元・寺嫁主婦のごまです。
シリーズ【国民の祝日】
9月21日は「敬老の日」です。
「あー、敬老の日ね」
「じーちゃん、ばーちゃんを敬う日でしょ??」
「ってかウチもうどっちも居ないから関係ないし」
…と思ってるそこのアナタ!!!
私と一緒ですね(笑)
今回はこの敬老の日について簡単にまとめてみました。
概要
「国民の祝日に関する法律」によると、敬老の日とは
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日
とされています。
何故ご老人の長寿を国が祝日を設けてまでお祝いするのか。
その理由が明快に表明されている法文ですね。
いつ?その由来は?
現在は9月の第三日曜日とされている敬老の日。
もともとは9月15日だったのが、2001年の通称ハッピーマンデーの法改正により、2003年から現在の形となりました。
敬老の日が15日に規定された経緯については、聖徳太子が悲田院(ひでんいん、現在の老人ホームや孤児院の様な施設)を建設した日説や、元正天皇が養老の滝に行幸した日説などがありますが
明確に9月15日になったのは、兵庫県で提唱された「としよりの日」が9月15日と制定されたことによる様です。
何をする日?何歳からお祝いする?
特にこれといった決まりやしきたり等があるわけではない「敬老の日」。
基本的に、家族で集まってお祝いしたり、遠方の両親やおじいちゃん、おばあちゃんと連絡をとるきっかけの日になっている様です。
今でこそ人生100年時代などと言われる世の中になりましたが、それこそひと昔前は、長寿は希少でめでたいことでした。
自分たちの家族に長寿の方がいることは、お祝いするほど吉事だったことでしょう。
また、お祝いする年齢にも明確な基準がある訳ではない様です。
一つには「孫が出来たら」というのもある様ですが、結局はそれぞれの家族ごとの「気持ち」次第ということになりそうです。
外国における「敬老の日」
実は、海外でも日本の「敬老の日」に似た記念日が、各国様々存在しています。
・アメリカの「祖父母の日」9月第二日曜日
・イタリア「敬老の日」10月2日
・ポーランド「祖母の日」1月21日、「祖父の日」1月22日
どの国においても、長寿は希少でめでたく、またこれまでの貢献に対する感謝を捧げる対象だったのでしょう。
まとめ「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日
今回は敬老の日についてまとめてみました。
今のご老人が作ってきた社会の上に、私たちの生活がある。
今まで当たり前に受けてきたその恩恵に、今一度気づける日にしたいですね。
終わりに
本文は以上です。
私自身、両祖父と祖母は物心つく前にはいなかったため、ご老人という存在に対して「有り難み」という感想を持ったことは少ないと思います。
しかし誰しもが先人たちの恩恵を受けて今がある、という意味では、私の様な「祖父、祖母が居ない」人にこそお年寄りを敬うきっかけの日にするのが良いのかな、と思いました。
そしてお年寄りとのコミュニケーションのできるイベントなどがあったら良いのにな、とも思いました。
では今回はこれで終わりになります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!