寺嫁主婦のよもやまブログ

元司法試験受験生だったアラサー主婦がよもやま話をするブログ

ちょっとイラッときた(笑)

先ほど、「行列のできる法律相談所」見てました。

 

 

そこで、東大医学部在学中に司法試験合格を果たされた河野玄斗さんが紹介されてました。

 

 

東大医学部に入学できただけでもすごいのに

司法試験にわずか8ヶ月で合格した天才!

 

 

…みたいな紹介のされ方でした。

 

 

 

いや、私もすごい人だと思いましたよ。

 

司法試験に挑んで惨敗した私からしたら

短期合格を果たされた人みんな、すごいなって思いますもん。

 

 

 

…いや、あのね

そこじゃないんですよ、私がイラッとしたのは。

 

 

ざっくり言ってしまえば

報道のしかたですね。

ムカついたのは。

 

 

 

まずね

現行法の司法試験って、8ヶ月じゃ受からないんです。

 

今の司法試験って、

受験資格要件があるんです。

 

正式ルートは法科大学院を2年ないし3年で卒業する必要がありますが

河野さんのような学部在学生の場合は

まず予備試験受けて、それに受かって初めて

翌年の司法試験を受けられるんです。

 

例えば、予備試験願書提出ギリギリに

「そうだ、京都に行こう」

みたいに

「そうだ、司法試験受けよう」

って願書出したとしても、

 

予備試験って、短答、論文、口述試験を丸一年かけてやる試験なんで

最短でも一年はかかります。

 

そして、合格して晴れて司法試験を受験できる。

そしてこちらも、一年に一度しか受けられないので

合格までには最低でも2年はかかることになります。

 

 

 

だから、21歳の若さで既に司法試験合格を手にされている河野さんは、本当にすごい人だと思います。

確かにその凄さをキャッチーに表す為には

8ヶ月で合格!

みたいな表現が必要だったのかも知れませんが、

 

それでも

 

司法試験合格に長い道のりが必要な現実に対して

「努力次第では8ヶ月くらいで合格できる(ルートがある)」みたいな

誤解を与えかねない表現は、

マスメディアとして控えて頂きたい!

と、強く思います。

 

 

恐らくあの「8ヶ月で合格!」というのは

河野さんが司法試験合格の為に実質的に費やした時間のことだったのでは、と思います。

河野さんにしても、予備試験を受験された時には

まだ19歳か、遅くとも20歳だったはずです。

(しかし8ヶ月間の勉強時間だけで合格するなんて、本当にすごい人だわ…)

 

 

 

それともう1つ。

途中で、北村弁護士が8年かかった

という事実との対比が嫌に強調される場面が何度がありましたが

 

その二人を比較するな!!

 

と、私などは思ってしまいます。

 

 

北村弁護士が司法試験を受験されてた時は、今の制度とは全然違います。

知らない人は知らないでしょうが、そもそも受験科目からして色々違うんですよ。

 

当然、対策も合格倍率も全然違います。

旧司の合格倍率は鬼のような数字でした。

私は、旧司で合格された先生方を本当にすごい方達だと思っています。

 

そして、最低でも2年かかる新司の道を

若くして合格された方たちもすごい人だと思っています。

 

どちらも本当にすごい人。

そんな2名を比較しないでほしかった…。

 

 

行列のできる法律相談所

昔から見てた大好きな番組です。

 

司会の島田紳助さんが降板してからはめっきり見る機会が減ってしまいましたが

それでも、たまに見ることもありました。

 

 

 

しかしこの番組は以前にも磯野貴理子さんの彼氏(当時)の顔だし番宣問題を起こした過去もありますし

 

 

もう、観なくていいかな…(^^;