以前、ネットなどで
「男の人は女性の体のことを知らなさすぎる!」
という話題で盛り上がった時がありました。
これは、震災の際に支援物資として送られたナプキンを「不謹慎だから」という理由で受け取ってもらえなかったケースがあった(らしい?ガセネタ説もありますが)という話に端を発して、盛り上がったネタです。
ミーハーな私もネット検索で色々調べてみましたが、確かに女性としては信じられない様な勘違いもありましたね。
出血は排尿と同じ様に自分でコントロールできる、だとか(だからトイレまで我慢しなさいとか)
ピルを飲み続ければ出血しなくて済むとか。
びっくりしたのは、経血は青色だと思っている人がいるんだとか。
これはナプキンのcmで使われる経血のイメージが青い液体で表現されているからなんだそう。
えー、そんなバカなぁ
と、他人事よろしくケラケラ笑いながら読んでいた私でしたが
とある方の記事を読んでいて、あるショックを受けることになりました。
ざっくり言うと
私は無知な男性を責めるつもりはない。
私も自分が男の子を産むまで、男性器が外気温によって伸縮することを知らなかった。
異性の体は未知なことが多い。
とあったのです。
これ、
まさに私のことでした。
私には男兄弟がいません。
もっと言うと、私は一人っ子です。
私の母にしたって、男の子を育てるのは孫にあたる私の息子が初めてなのです。
なので男性器についての戸惑いはかなりありました。
産院で息子を産んで次の日、息子がうんちをした際に
右手に濡れたガーゼを渡され、「それじゃ、拭いてください」
と言われた時の戸惑いは今でも忘れられません…
タマがついてる…どのくらいの力加減で拭けばよいのだろうか…
あまり強く触ったら潰れてしまうのでは?
でも優しく撫でてるだけじゃ全然ヨゴレが落ちない…
軽いパニックでした。
タマについてのエピソードは他にもありますが
笹についても、私はとんでもない勘違いをしていました。
生まれたばかりの時は、その形の、大人との違いに気づいてはいたものの
特に気にする余裕はありませんでした。
しかし、いつまで経ってもしおしおのまま。
「この子の笹は変な形だな~」
と、ずっと思っていました。
そして最近
二人目を妊娠して産婦人科に通う様になり
待合室で育児書を読んでいた時
男の子、女の子の育て方特集みたいな記事の中に
「男の子・笹の皮の剥き方」
なる項目を発見!
…??!
か、皮の剥き方??
あのしおしおは剥けるの!?
驚きながら読んでみると
正しい手順で皮を引っ張ると、亀頭が出てくるとのこと
しかも、定期的にむいてキレイにしてあげないと
バイ菌がたまって病気になる、と…
し、知らなかったー!!
早速帰って、息子のオムツを取り替えた際に
本に書いてあった手順でむくと…
き、亀頭だあぁー!
お前にもついてたんだぁ!!
…という、男の人にとってはアホみたいな衝撃と感動を受けた次第なのです。
その日、仕事から帰って来た旦那相手に、男性器について根掘り葉掘り聞いてました。
・これはいつぐらいに大人みたいになるの?
→だいたい、中学生くらい
・じゃあ、小学生の男の子のほとんどはこんな形になってるの?
→そうだよ
・えっ!?あんな形で、ちゃんとおしっこ出るの??
→出るよ。息子だって出てんじゃん(アホかこいつ)
加えて旦那さま
息子とお風呂に入った時はちゃんと皮をむいてシャワーで流してくれていたそうです。
さすがわかってらっしゃる。
同性の親というのは、頼もしい存在ですね。
ちなみに私
「包茎」
という言葉は知っていましたが、意味を全く勘違いしていました。
生まれた時の形がこんなだとは知らなかった私は、生まれつき特殊な袋が被さった状態のことだと思っていたのです。
それでどうやっておしっこが出来るのか、私も疑問に思ったので母に訊いたところ
「おしっこは出来るけど、射精はできない特殊な袋」
と言われまして…
そうなんだ、と思ってました(多分、母もよくわかってなかったんだと思います)
異性の体はミステリーがいっぱいです。
知らないことをバカにするのではなく、お互い知っていける様に努力するべきなのでしょうね(反省)