元・寺嫁主婦のよもやまブログ

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【国民の祝日】7/23「海の日」

ご来訪ありがとうございます。元・寺嫁主婦のごまです。


シリーズ【国民の祝日】
7月23日は「海の日」です。


例年であれば、7月の第三月曜日。
しかし2020年の今年は、オリンピックに合わせて23日に変更も、そのオリンピックが延期になって来年も同じ日程になるのか??
という、エラくバタバタした祝日となっております(笑)


今回はこの海の日について簡単にまとめてみました。

 
概要

「国民の祝日に関する法律」によると、海の日とは


「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日

 

とされています。
日本は島国で、海からの恩恵も沢山受けているのでこの様な祝日ができたのかな?
と思いましたが
一方で、日本の様な島国は数あれど「海の日」なる祝日を定めているのは日本だけの様です。

海の日っていつ?

もともとは7/20「海の記念日」
明治時代初期、明治天皇はそれまでの慣習を改める改革を進めつつ、しばしば全国を巡行されていたそうです。
東北巡行の際、それまでの軍艦戦ではなく船を使い青森から函館を経由して横浜港に着いたのが7月20日。この日にちなんで「海の記念日」として祝日にされたそう。


後に2003年のハッピーマンデー制度の導入で、名前も新たに7月の第三月曜日と改定されました。


東京オリンピックによる特則


しかし2020年のオリンピックイヤーの今年は、7/23とされました。
オリンピックの開会式が24日、その前日を休日(祝日)とすることで通勤ラッシュを回避し、選手団の移動や各国の要人警護などをやりやすくする狙いでした。
しかし肝心のオリンピックがコロナで延期されたことで、2021年の祝日も同じ日程で行われることになりました。
一方で、一度施行された特例はそのまま変更されなかったので、4連休の日程もそのまま残ったということです。


何をする日?その意味は?


本来の趣旨に基づくと、海の恩恵について調べ、学び、海についての造詣を深める日。
日本が海洋国家であることから
・海を汚さないためにはどうすればいいか
・海からの恩恵を受け続ける為にはどうすればいいか
これらを考え、知識を深め実践することが海洋国家日本の発展に繋がる、という理解だと思います。


本来でしたら実際に海に行って色々と体験したいところですが、コロナ騒動下の今年は自宅で座学に徹するか、もしくは、食卓に海の幸を並べて味わってみるのもいいかも知れません💡

おまけ:海のない奈良県の条例

奈良県には海がない代わりに、条例で「奈良県の山の日、川の日」を定めているのだそう。
身近な自然である山と川に対する理解を深める日とされています。
ちなみに、日付は本来の海の日と同じ第三月曜日なので、2020年の今年は7/20でした。


まとめ「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日


今日は「海の日」についてまとめてみました。
平時なら様々なイベントが行われたり、ビーチや海岸で賑わう1日となったのでしょうが、コロナの第二波(だと思う)の影響で再び自粛が求められる連休となってしまいました…。
しかし、そんな中でもリモートでのイベントなどで盛り上がろうという動きがあります。
国土交通相や日本財団などが主催する『みんなで楽しもう「海の日プロジェクト」』がリモートで開催するのだそう。
ウィズコロナの時代で、新しいイベントの形も模索されている所です。


終わりに


本文は以上です。
本来2020年の海の日は、東京オリンピックの前夜祭として大いに盛り上がる予定でした。 
それがまさかこんなことになるとは、誰も予想していなかったでしょう。
私たちにできることは、楽しみが一年先に伸びたと思って、コロナが終息することを願いつつ拡大予防に努めることだと思います。
皆さまも手洗いを欠かさず、体調管理には十二分にお気を付けてお過ごしください。


では今回はこれで終わりになります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!