ご来訪ありがとうございます。元・寺嫁主婦のごまです。
シリーズ【国民の祝日】
5月5日は「こどもの日」です。
GWの最終日を飾る、知らない人はいないであろう超・有名な祝日。
今回はこの「こどもの日」にまつわるアレコレをまとめてみました。
概要
「国民の祝日に関する法律」によると、こどもの日とは
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日
とされています。
もともとは江戸時代に「端午の節句」として行われていたものが、現代にも息づいているということの様です。
今も昔も、子供達の健やかな成長は国を挙げて祝うべき大切なことなんですね。
何をする日?その意味は?
こどもの日と言われて、イメージするものは沢山あると思います。
①こいのぼりを飾る
②兜(かぶと)を飾る
③柏餅を食べる
④菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る
以下で詳しく見ていきたいと思います
①こいのぼりを飾る
5月5日が近づくと、各家庭のベランダや公民館などでこいのぼりが飾られるのを見かけるようになりますよね。
童謡こいのぼりでもお馴染みの光景です。
なぜ「こいのぼり」を飾るのかというと
発祥元の中国で鯉はとても強くて逞しいイメージを持たれており、我が子にも鯉のように強く逞しく生きていって欲しいという願いがこめられている、とされています。
...しかしホンモノの鯉はあまり水流のない静かな場所で暮らしているそうで、「滝を登る」等という伝説は中国の神話が元ではないか、という話だそうです。
②兜を飾る
兜や鎧はイメージそのまま、子供達を危険や災厄から守ってもらうために飾ります。
厄払いという本来の目的にとてもマッチしたアイテムですね。
持ち主の代わりに災厄を引き受ける、という意味も含めると、ひな祭りのひな人形とも似た役割がある様にも思えます。
③柏餅を食べる
柏餅に巻かれている柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の験担ぎとして食べられているのだそう。
桜餅と違って柏の葉は食べませんが、うちの息子はよく間違えます。
④菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る
あまりされている方は少ないかも知れませんが、菖蒲湯に入って厄払いをすることもあります。
菖蒲の葉の強い香りで、災厄を落とそうと考えられている様です。
意外!!母に感謝する日でもある
5月5日はこどもたちの成長を願うだけではなく、「母に感謝する」日でもあるそうです。
母親に焦点があてられているのは、おそらく女性にしかできない「出産」に感謝をしようという意味ではないかと推察します。
ちなみに父親に感謝する祝日はありません。
これはもう、父親の日頃の働きを再評価して新たな祝日を勝ち取るしかありません!(いや多分「勤労感謝の日」がそれ)
まとめ「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日
今日は「こどもの日」についてまとめてみました 。
子供の成長を祝う、とても有名な日である一方、母にも感謝するという意外な一面もある祝日でした。
でも実際、世のお母さんたちはこどもの日の為にご馳走やら準備やらに追われるのでしょうね。
だから母の日が5月に別にあるのかな?とも思いました。
終わりに&本日のお供
本文は以上です。
毎年あたりまえに行っている行事の意味を一つひとつ見てみるのも面白かったですし
何より、母親に感謝するという意味まで込められているとは知りませんでした。
また、一人っ子娘の私は、自分が子供の時にこいのぼりや兜を間近で見ることはほとんどなかった一方、
息子が生まれてそれらを買い揃えていくうちに、自分が経験できなかったことを追体験してる気持ちになります。息子には本当に感謝しきりです。
では最後に本日のお供を紹介して終わります。
GW用に購入した「島根の地酒 飲み比べ3本セット」
今日は最後の「純米 深山の香(みやまのかおり)」です。
さっぱりとした飲み口で、前回の「姫の郷」とは違った飲みやすさのお酒です。
写真でも既に半分近く減っております…(^^;
では、今回はこれで終わります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!