ご来訪ありがとうございます。ごまです。
コロナ騒動の中、日々の自粛お疲れ様です。
シリーズ【国民の祝日】
5月3日は憲法記念日。
1947年の今日、現行の日本国憲法が施行されました。
最近では安倍政権下での改憲気運も高まり、「改憲議論をするきっかけ」の役割を果たしているようにも見えるこの日について、いつも通りざっくりとまとめてみました。
日本国憲法の施行を記念する日
「国民の祝日に関する法律」によれば、憲法記念日とは「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」とされています。
ここで注目したいのが、5/3は施行日だということ。
法律は施行される前に一度「公布」されるのですが、憲法記念日は公布日ではなく施行日が記念日にされています。
制定段階では当時の参議院が公布日にすべきと考えていたようです。その理由は概ね「平和憲法という世界に類をみない重要な憲法を採択したという点において、公布日が非常に重要な意味を持つから」なのだそう。
しかし衆議院が施行日で採決し、結局参院でもそれを承認して現在に至った様です。
ちなみにこの「公布日」というのが、6ヶ月前の11/3。
つまり「文化の日」なのです。
...11/3がドンドン込み入ってきましたヨ( ̄▽ ̄;)
どんなイベントがあるの?
海上自衛隊では満艦飾といって、艦首から艦尾までの旗線に旗を連ねて掲揚して飾る、ということが行われるのだそうです。
満艦飾は全ての祝日で行われる訳ではなく、建国記念日や天皇誕生日など、より日本国家と結び付きの強い祝日に行われるようです。
また一般には、有識者などが会場に集まり憲法に関する座談会や討論会、また改正に関する議論や時にはデモなども行われているようです。
コロナのせいで今年はデモや集会はない様ですが、集会に代わるインターネットのライブ配信などが予定されているそうです。
まとめ「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」日
最近こそ、改憲議論が盛んになってにわかに注目される様になってきた「憲法記念日」。
平和憲法として誇り高い条文がある一方、その実現にはほど遠い現実もある中で、その齟齬をどのようにして埋めるべきか。
国防の問題とも絡んで、難しい課題だと思います。
皆さんも憲法の役割に今一度思いを馳せて、今後のあるべき形を思い描いてみてはいかがでしょうか。
終わりに&本日のお酒
今回は以上です。
「憲法」という、珍しく私の詳しい分野がテーマだったので、逆にどこをはしょるかで苦労しました(^^;
読者の皆さまに楽しんでもらえたら幸いです♪
では今回お供にしていたお酒をご紹介します。
この度のゴールデンウィークに併せて
出雲大社で有名な島根の地酒、飲み比べ3本セットを購入しました!
今日はその中の、七冠馬シリーズ最初の銘柄「純米七冠馬 」です。
日本酒独特の苦味の中からゆっくりと甘味が感じられる、とても美味しいお酒でした。
リンクも張っておきますので、ご興味のある方は是非お求めください。
では今回はこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました!